UNOでも風力単体発電システムの他に太陽光発電と併用するハイブリット発電も推奨しています。
理由は、双方の無発電や、不安定な発電状態において補完できるからです。稼働率が上がれば、上手にバッテリーなどに
電力と貯められるからです。
次は太陽電池の容量を求めてみましょう。
まずは1日あたりの必要発電電流量を求めます。
1日あたりの必要発電電流量(Ah/日)= 1日の消費電力量(Ah/日) / 出力補正係数×バッテリー充放電損失補正係数 × その他補正係数
C=コンデンサ容量(F)、V0=放電開始電圧、V1=放電終始電圧)(V)、P=電力(W)
1日の消費電力量は20Ah/日で、出力補正係数:0.85、充放電損失補正係数:0.95で求めると=24.8Ah/日
となります。
いよいよ太陽電池の必要電流(A)を求めましょう。
太陽電池の必要電流(A)= 1日あたりの必要発電電流量(Ah/日)/1日あたりの平均日照時間(h)
で求められます。
平均日照時間を3.3hで計算すると7.5(A)の電流が必要となります。
太陽電池の最大出力電圧(V)も求めておきましょう!
太陽電池の最大出力電圧(V)= バッテリー公称電圧(V)× 満充電係数 + ダイオード電圧降下(V)
で求められます。
公称電圧は12V系なので12(V)、満充電係数を鉛蓄電池の1.24、ダイオード電圧降下を0.7(V)として計算すると=15.58(V)